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どうも、あみさかです
ようやく、2020年シーズンのプロ野球の日程が発表されました。

千葉ロッテマリーンズの開幕カードは、福岡「PayPayドーム」でのホークスとの3連戦です。
開幕となる6月19日が金曜日のナイトゲームで、その後は土日のデーゲームという形はいつもと何ら変わりありません。
ただ、その後は月曜日を移動日とした同一カードの6連戦というイレギュラーな日程が組まれました。
過密日程の対策として、移動距離を少しでも減らして負担を少なくしようという考えです。
マリーンズの最初の1ヶ月の試合日程は、
- 福岡でのホークス3連戦
- 千葉でのオリックス6連戦
- 仙台での楽天6連戦
- 千葉での西武6連戦
- 札幌での日ハム6連戦
となり、それぞれ月曜日の移動日しか休日はありません。
北に南に行ったり来たりで、移動も含めて厳しい日程ですね。
約1ヶ月で27戦というところまでしかまだ確定していないのでその後は分かりませんが、おそらく予定通りの120試合を行うのであれば連休はなく試合が進んでいくのでしょう。
そして懸念されるのは、雨天中止などで試合が流れた場合の対処です。
6月の終わりから7月にかけて雨の多い時期ということに加え、ホーム球場が屋外のマリーンズとイーグルスは27試合中18試合が屋外球場で行われるため、日程通り進むかどうかは怪しいです。
セリーグでは無理やり月曜日に予備日が詰め込まれている日程となっていますが、パリーグの日程表に予備日の表記はありませんでした。
もし仮に、カード頭の火曜日が雨天中止となって次の月曜日に振替試合が行われることになってしまえば、移動をしながらの12連戦となってしまうため現実的ではありません。
7月20日以降にどれぐらい日程の余裕があるのかは分かりませんが、過酷な6連戦の連続を考えると多少無理をしてでも試合を決行する形になりそうです。
日本シリーズの開幕は11月21日と終わりのタイミングはすでに決まっているため、今シーズンはできるだけ天候にも味方をしていただきたいですね。
ただ、この同一カード6連戦は楽しみでもあります。
例年であればありえない日程の組まれ方なので、きっといろんな意味で記憶に残るシーズンになるでしょう。
1カードの間に対戦チーム同士のゲーム差は多く変動することになりますからね。
万が一、6タテが起きてしまった場合には対戦チーム同士でのゲーム差が一気に6.0も動くことになります。
もちろんそれは、記録だけではなく記憶にも強く残るものとなるでしょう。
基本的にローテーションが一巡する6試合をまとめて投げ合う形になるため、表ローテ・裏ローテという先発陣が分けられた形ではなくなります。
そのおかげで、特定の球団のエースとなかなか対戦しないということも無くなります。
同一カード6連戦で試合を出来た方が、より平等にまんべんなく戦うことが出来るのはメリットかもしれませんね。
火曜日のカード頭ではエース同士の投げ合いが増えるはずなので、白熱したエース対決も楽しみです。
戦略としても、6連戦のどこに力のある投手を投げさせるかの探り合いなども行われるでしょう。
表ローテ・裏ローテの形で1戦目・4戦目にエース級の投手を持ってくるのも良いですし、期待できる投手から順番に投げさせてカード前半で連勝を狙って勢いをつけるという可能性も十分に考えられます。
そして、日程が過密な分だけ選手の入れ替えも必然的に多くなります。
休日が少ないため疲労が溜まりやすくなりますし、開幕の時期が遅れて少しキャンプから日が経ってしまったせいで準備が整わず怪我をしやすい状態になっているかもしれません。
そのため、できるだけ良い状態で開幕を迎えるためにも6月2日から17日の練習試合で期待できる選手がたくさん出てきて欲しいです。
特に過密日程で消耗の多い中継ぎ陣は、できるだけ多くの選手が1軍で投げられる状態にしていただきたいです。
昨シーズンは吉井投手コーチの方針で連投を控えることが出来ていたので、今シーズンも管理を徹底していくでしょう。
そのためには、勝ちパターンで投げる力のある投手が多く必要になります。
野手陣も、今シーズンは不調状態からの復活を待っている時間はなくなります。
昨シーズンの井上選手のように、開幕から調子を落としている選手を使い続ける余裕はきっとありません。
連戦が続くと怪我も怖いです。
昨シーズンは捕手・遊撃手に怪我人が多く出た苦しいシーズンでした。
怪我の回復を待っている間にも6連戦でどんどん日程は進んでしまうので、控えの層の厚さも重要になってきます。
もちろん怪我をしないことが一番ですが、疲労を分散させるためにも1つのポジションごとに活躍が期待できる選手が複数人いてくれるのが理想です。
練習試合の間に、より多くの選手に調子の良さをアピールしていただきたいです。
今から開幕が楽しみです。
それでは、千葉ロッテマリーンズの2020年シーズンがかけがえのないものとなりますように…
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