健全なブログ作成に命を燃やしています!
どうも、あみさかです
ネットには様々な情報があふれていますね。
気になったことは、とりあえず検索すれば答えが出てくるでしょう(情報が正確かどうかは別として)
それは、最新の情報でも同じです。
テレビや新聞と同じように、最新の情報をネット上に記事として挙げる人がたくさんいます。
それが「トレンドブロガー」です。
トレンドブロガーは、とにかくトレンド記事を書きます。
そうして「トレンドブログ」が出来上がります。
トレンドは「流行・傾向」という意味で、最新の情報や旬の情報なども表します。
そのトレンドブログでよく取り扱われるのは、
- 芸能関係
- 事件や事故
- ドラマ・映画
- ユーチューバー
- バズったツイート
などが多いですね。
ただ、そのトレンドブログの中でも悪質なものが増えてきています。
簡単に言うと、二番煎じの記事やユーザーのことを全く考えていない記事です。
というわけで今回は、「悪質なトレンドブログがネット情報に与える影響」を中心に考えていきます。
ネット上の需要と供給を乱す悪質サイト
トレンドブログというものの多くは、情報源が「テレビ・新聞・ネットニュース・ウィキペディア」からきているものばかりです。
そのため「ネット」は、テレビや新聞の二番煎じと思われてしまうこともあります。
その時点で、ネット情報全体の価値を下げてしまうことになりかねません。
悪質なトレンド記事の共通点として、「どの記事にも同じ情報しか載っていない」ということがあります。
そこで、トレンドブログごとに特徴を出そうとします。
キーワードを大量にちりばめたタイトル詐欺をしたり、個人的な意見をつけ足している記事をよく見かけます。
ですが、トレンド系の内容について検索をして調べている人は、個人の意見を求めてはいないでしょう。
個人の意見を見たいのであれば、Twitterにいくらでも転がっています。話題になっていることですからね。
トレンド系の内容を検索エンジンで検索して求めてるものは、第3者の的外れな意見ではなく、正確な情報や新しい情報です。
悪質なトレンドブログは、ネット上での需要と供給を乱しているほかありません。
ユーザーが欲しい情報にたどり着けない
悪質なトレンドブログでは、ユーザー目線の「ユーザビリティ(使いやすさ)」を無視しています。
記事を書いている人は、記事の内容に対して第三者であることがほとんどです。
直接的には全く知らないことを書いているため、オリジナルの情報がほとんどありません。
個人的な意見を付け足ししていても、的外れなことばかりです。
読者・ユーザーの時間を無駄に使わせることにしかなりませんね。
その原因は、供給の押し付けです。
悪質なトレンドブログは無理やりキーワードを詰め込んでいるものが多く、ユーザーの需要を満たすことができません。
文の最後に「?(クエスチョンマーク)」付け、好き勝手書いている記事もあります。
ネットでは需要と供給が伴って初めて記事が読まれることになりますが、そのバランスを崩壊させることになります。
そして、悪質なトレンドブログでは広告が多いと感じました。
見出し一つ一つに広告が貼ってあり、とても文章自体は見にくいです。
きっと収益を第一に考えているのでしょう。
悪質トレンド記事あるある、推測やパクリ
悪質なトレンド記事のタイトルや見出しあるあるを少しだけ紹介します。
ブログタイトルに「wiki」というワードを入れる
もともと無名の人が話題になったとき、すぐにウィキペディアのページは作られません。
ですが、検索するときにウィキペディアを頼る人は多いです。
そのため「wiki」を検索ワードに入れている人を釣りあげようと言う意味で、トレンド記事に「wiki」が入っている記事が多くあります。
「wiki風プロフィール」・「wiki風にまとめた」などと、無理やり「wiki」というキーワードをタイトルや見出しにねじ込んできます。
これは紛れもない検索妨害・検索結果荒らし行為ですね。
検索している人が欲しいと思っていない中身が空っぽの記事まで表示させてしまうのですから…
記事の内容はパクリか推測
記事の内容は、自分で調べたことではないため「パクリ」がメインになってしまいます。
内容は「マスメディア・ネットニュース・ウィキペディア」とほとんど同じです。
ですがそれだけだと、ただのパクリ記事になってしまいます。
それを避けるため、推測・個人的な意見で記事を書いてしまいます。
語尾は言い切りを避け、
- おそらく
- きっと
- ~のようです
- ~ではないでしょうか
- ~だと考えられます
などと、文頭や語尾を濁します。
「いまのところは分かっていません」もよく使われますね。
見出しに「彼氏は?」「彼女は?」
これは、無名の新人が出てきたときによく使われる手口です。
このような記事のタイトルを見ると、まだニュースにも出ていないため気になってしまう人も多く、アクセス数アップ間違いないですね。
大体は記事の中で「現在彼氏/彼女がいるかどうかは分かりません」と書かれ片付けられてしまいます。
悪質ですね。
誰にも分からないことが、あたかも記事の中に書いてあるかのように見せかけるタイトルや見出しの付け方は間違っています。
事実を知りたくてわざわざ検索をしているのにも関わらず、ブログを書いた人の個人的な意見や推測しか書いていないことは重大な裏切り行為です。
そのせいで「ネットには嘘が多い、ネットの情報を信じられない」となってしまうのは残念で仕方がありません。
そういう悪質な記事を書いている人にとっては、ブログのアクセスが稼げれば内容なんてどうでもいいのでしょう。
悪質ブログには広告停止のリスクもあるが
このように、悪質なトレンドブログが増えてきていますが、トレンド記事にはリスクがあります。
トレンド記事を書いている人は収益を目的としていますよね。
その収益の元となる広告が停止されるリスクもあります。
Googleアドセンスでは、「第三者が提供するコンテンツに付加価値を付けずにリライトした記事」は価値が低い広告枠となり広告を貼ることができないようになっています。
ただ、ブログ向けの広告を提供しているのはGoogleアドセンスだけということではありません。
広告単価が少し低めで、審査が緩めの広告を提供するものもあります。
「付加価値」という言葉の捉え方が難しいですが、
基本的に、他人の記事の内容は引用などと言う形で使うものであり、他人の記事がメインとなることは「盗用」ということになります。
「盗用」が悪いことというのは、義務教育を受けている方であればわかりますね。
終わりに「ネットでお金を稼ぐ人がネット情報の質と価値を落としてはいけない」
ネットでお金を稼ごうという人が、ネット情報の質を下げてしまうのは本末転倒です。
自分のことしか考えられない残念な人ですね。
もちろん、全てのトレンドブログを否定するわけではありません。
- ユーザーのことを考えない
- 需要のない記事を上位に表示させる
- ネット情報の信憑性を下げる
これらのような悪質トレンドブログがあることが許せません。
トレンドブログを書くのであれば、むやみやたらに手を出すのではなく、知識のあるジャンルを書いていただきたいですね。
最後に、悪質なトレンド記事を書いていてもブログ自体には積み重ねがありません。
流行・旬が終わった記事に価値はありません。
ですが、良いトレンドブログを長く続けるのは非常に大変なことだと思います。
良いトレンドブログの運営、ネット情報の質・信憑性を上げるブログの運営をみんなで行っていきたいですね。
それでは、今日がかけがえのない日となりますように…
コメント
トレンドを運営していますが全く、その通りでぐうの音も出ません。
現場に行って新しく情報を得ることはなくいくつかの記事をばらして組み立てて主観的な意見を付け加えるだけなので。
今後はもう少し知識を活かせるものに絞っていこうと思います。
id:sunamame
すなまめさん、コメントありがとうございます。
トレンドブロガーの方に対して言及する形の記事を書かせていただきましたが、
トレンドブログの個人的な意見が独り歩きしてしまい、根拠のない事柄が広まってしまうということも出てきていますね。
全てのトレンドブログが悪いということではありませんが、ユーザーを無視した記事は良くないと思います。