さよなら無気力な日々よ

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38度のハイキング【林間学校の思い出を物語風に】

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ブログに命を燃やしてます!

どうも、あみさかです

 

実はサブブログを作っていたのですが、なかなかそのブログで記事を更新することが出来ていなかったので、そのブログの記事をこちらに移植します。

 

そのブログは、毎日更新をしているブログとテイストが違うので文章の具合も異なりますがご了承ください。

 

記事の概要は、林間学校で体調を崩してしまったという日記です。

 

 

38度のハイキング(林間学校)

※これは僕が体験したことをもとにした物語です。

山登りのイラスト

僕のテンションは最高潮だった。

なぜなら、今日は中学校の林間学校1日目

中学校では2回しかない宿泊のある行事の1回目。

その林間学校の初日だから楽しみなのはうなずける。

 

ただ、この林間学校がとても過酷な合宿になることをこの時は知る由もなかった。

 

1日目はバスで鍾乳洞に行ってから宿泊施設に向かうという流れだった。

鍾乳洞は僕が思っていたよりも本格的なものだった。

水が一番深いところでは腰上まで冷たい水につかって、岩だらけの狭い洞窟を進むだけでそこまで楽しくはなかったが、もともと鍾乳洞には期待していなかったから別にどうでもよかった。

 

お昼ご飯は広い食堂みたいなところでいろいろな種類のおかずが入ったお弁当を食べた。

 

宿泊施設はそこからバスで2時間ぐらいだった。

でも、友達と話しているとあっという間に時間はたってしまう。

まだ初日なのに寝ている人も何人かいた(笑)

 

そんなこんなで宿泊施設についた。

「こんなところに泊まるのか」

僕はそう思った。

 

そう、研修施設に宿泊するのは初めてだったからだ。

部屋は狭く、6畳の部屋に6人で寝る状態だったため布団を重ねずに敷くことはできない。

まあ、部屋も正直どうでもいい。

みんなで話したりトランプしたりすれば楽しいから部屋の大きさに僕はこだわらない。

 

そして1日目のメインイベント、夕飯のカレー作りが始まった。

班ごとに役割分担をしてご飯を炊いて、カレーを作るよくありがちなやつだ。

 

その時の煙のせいかは分からないが、少しのどが痛くなった。

そのせいでカレーの味もよくわからなかった。

みんなは味が薄いって言いながら食べてたから薄味のカレーだったのだろう。

 

夕飯を食べ終わったら、あとは風呂に入って寝るだけだ。

みんなはトランプをしていたが、僕はのどがイガイガしてあまり体調がすぐれていなかったのでマスクをしてすぐに寝た。

 

2日目の朝、何かがおかしかった。

のどの痛みは前日よりも強くなり、少し倦怠感も出てきた。

原因は鍾乳洞で体を冷やしてしまったか、カレー作りの時の煙でのどを痛めたか、あるいはその両方か...

だが、ここで調子が悪いと言ってしまったら1日中宿泊施設にいるだけで2日目が終わってしまう。

 

悩みに悩んだ結果、朝の健康観察では体の不調はないと申告した。

これは間違いだった。

なぜなら2日目は山登りが予定に入っていたからだ。

 

朝ご飯はバイキングだったが何を食べても全然味が分からなかった。

いつもは美味しいと感じるオレンジジュースを飲んだが、のどが痛いときのオレンジジュースは最悪の味だった。

 

朝食が終わると、バスで山に向かった。

もうこの時点で少し後悔していた。

体温は測っていなかったが多分38度を超えていたであろう。

 

片道2時間ほどの山を黙々と上った。

時々、水を飲むために止まって休憩する時間もあったが水を飲むのさえ辛かった。

だが、無心になってひたすら登っていたらその時が来た。

 

頂上に着いたのだ。

高熱を出しているなか、登り切ったのだ。

 

校長先生の「学年全員が頂上まで登ることが出来てよかった」

この言葉を僕は絶対に忘れない。

もし、山を登りきるまでに「体調が悪いので戻ります」などと言ってしまったら、校長先生はこの言葉を言うことはできなかった。

 

僕は、校長先生にお礼を言われてもいいぐらい頑張ったと思う。

「自分で自分を褒めたいという言葉はこの時に使うんだな」なんて思いながら優越感に浸っていた。

 

しかし、僕は重大なことを忘れていることに気づいた。

2時間かけて山に登ったら、2時間かけて下山しなければいけない。

 

もう体力は尽きていた。

だがここで体調が悪いといったところで、自力で下山する以外の選択肢は残されていなかった。

 

意識がもうろうとしながらも、友達に励まされながら一歩づつ歩みを進めていった。

宿泊施設まで帰るためのバスに乗った時には、

「意識があるうちについてよかった」

そう僕は思って、バスの中で寝てしまった。

 

でも、2日目はまだ終わらない。

夕食もバイキング形式だったが、体調が悪く食欲がなかったのでヨーグルトだけを食べた。

 

体調が悪いと先生に伝えれば、薬ももらえるし、睡眠時間をたくさんもらえるだろう。

薬を貰いに行くべきだと思ったが、僕は

「体調が悪くて熱があったのに山を登ったんだ」

という謎の自信から、夜のキャンプファイヤーにも参加した。

 

キャンプファイヤーは歌を歌ったり、有志を募ってダンスをしたりなどでそこそこ盛り上がっていた。

キャンプファイヤーの煙のせいでさらにのどの痛みが増したということは言うまでもない。

 

3日目の朝も、もちろん体調は良くなっていなかったが、例のごとく不調をしなかった。

朝食もフルーツだけしか食べられなかったが、3日目だからか気分はそこまで悪くなかった。

 

3日目のメインイベントはカヤックだった。

カヤックで大きな池を縦横無尽に動き回るのはとても楽しく、体調が悪いことなど忘れてみんなでレースをして遊ぶことが出来た。

 

それが終わったら、あとはもう帰るだけだった。

みんな疲れ果てて寝てしまったみたいで、僕もずっと寝ていた。

 

夕方には自宅に帰ることができ、熱を測ってみたら38度を超えていたので病院に行って薬をもらいすぐに寝た。

林間学校中に無理をしたせいか、熱が下がったのはその翌々日のことだった。

 

あとがき

林間学校は小中学生にとってはすごく大きなイベントですよね。

そのイベントを台無しにしてしまいたくないから熱が出たり、風邪をひいたりしてしまってもみんなと一緒に楽しみたいという気持ちが勝ってしまうんです。

 

僕の場合は、体調を崩したということを言うタイミングを逃してしまったというのが主な理由ですが、だからこそできた体験だと思うので

今では、良い思い出です。

 

ただ、林間学校中ずっと体調が悪くて宿舎にこもっているという方が思い出に強く残りそうだなとも思ってしまいました(笑)

 

改めて見るといい記事ではないので、もうこのような記事は出さないと思います(笑)

それでは、今日がかけがえのない日となりますように...