DIYに命を燃やしています!
どうも、あみさかです
食卓を家族で囲むときに、人数が多いと机のサイズも必然的に大きくなってしまいます。
そうなると自分の食べたいおかずをとるときに遠くて取れないとか、麻婆豆腐などのつゆやたれがあるものを取るときに自分のお皿に運ぶまでにたれてしまったりなど困ることがありますよね。
そのようなことが起こらなくて、楽に食卓を囲んで食事ができるように回転テーブルを自作することにしました。
その時の材料や作り方などを紹介します。
回転テーブルを作るために必要な材料
僕が考えた回転テーブルは、ほかにも作っている人がいる回転台と言われるものの上に円形の木材を乗せるタイプです。
材料は、
- 工具やテレビ台として使われる回転台
- テーブルで一番重要となる木の丸い天板
- 回転台と天板をくっつけるマジックテープか厚い両面テープ
この3つが回転テーブルを作るにあたって特に重要な材料となります。
そして、天板を汚れや水分などから保護するために使うニスと刷毛です。
天板に油性のニスを塗っておけば、食べ物をこぼしたりしても汚れを落としやすくなります。
出来れば、二度塗りした方が完全にコーティングできるのでオススメです。
それと、ニスを無駄遣いしないために木材の表面をならすための紙やすり(240番、360番ぐらい)があるといいです。
1枚目の画像のものはビバホームさんで、2枚目の画像のものは島忠さんで調達してきました。
それぞれの使い方を1つずつ簡単に解説していきます。
回転テーブルの天板になる木材
(周りが散らかっていたのでテーブルだけが見えるように。雑な編集の仕方ですみません)
円形になっている木材はあまり種類がなく、大きいホームセンターでしか売っていない可能性もあるのでちょうどいいサイズを探すのは大変でした。
この画像のものは直径60cmで価格は6000円ほどのものです。
自分の家のテーブルに合わせて木材の大きさを選びましょう。
直径60cmの天板を机に乗せると、結構大きめのサイズになります。
要となる回転台。100均でも売っているけど
画像では回転盤となっています。
回転台は100均でも直径が25cmほどのものが150円ぐらいで売っています。
もちろんそちらでも耐荷重が大丈夫であれば問題ないですが、回転台の直径が大きい方が安定するだろうという理由で直径40cmで約1000円の回転台を購入しました。
そして、ホームセンターでどこに売っているかが分からないという方もいるかと思います。
売り場の候補は2つあって、1つは工具売り場のキャスターや台車などと一緒に並んでいる場合。もう1つはTVの下に置く回転台として使われることもあるため、TV台などの近くにある可能性があります。
どこにあるか分からなければ「回転台・回転盤はどこにありますか?」と店員さんに聞いてみてください。
固定するマジックテープや両面テープ
テープは、接着力が強めの両面テープで止めるやり方にしようと思っていたのですが、僕が購入した回転台は両面に滑り止めのゴムの突起が付いていたのでそのゴムの高さよりも厚い両面テープを使わなければいけませんでした。
ただ、厚い両面テープが見つからなかったので代用品としてマジックテープ(面ファスナー)を使用しました
マジックテープは厚みがあり、接着面と平行方向の力に強いためしっかりとくっつきました。
カー用品の強力なタイプのものを買ってしまったので、逆に強すぎてはがれなくなってしまいましたが…
ちなみにこの写真のマジックテープは500~600円ぐらいのものです。
そんなに高いものでなくても大丈夫でしょう。
マジックテープは横の動きに強いため、回すぐらいでは剥がれないでしょう。
ニス塗りに必要なニスと刷毛とやすり
木材をそのまま食卓で使ってしまうと、水分を吸収してしまったり汚れが取れにくくなってしまうので耐水性のある油性のニスをぬることにしました。
テーブルを汚れから守るためには、ニスを最初に塗っておく方がオススメです。
油性のニスを刷毛につけると、もう一度刷毛を使うためには「はがし液」が必要になるのですが、2度塗りする際にめんどくさいので刷毛を2本用意しました。
1度塗りでも十分だとは思いますが、長く使いたいということであればニスを2度塗りしておいた方が木も長持ちします。
そして、ニスを塗った後表面を平らにするために紙やすりを使います。
240番か360番あたりの適度な粗さの紙やすりがいいと思います。
回転テーブル作成の流れと作り方の手順
材料の紹介にやり方を少し書いていますが、改めて順番に紹介します。
接着・貼り付けと組み立て
回転テーブルの組み立ての仕方は非常に簡単です。
回転テーブルに数か所両面テープ(マジックテープ)をつけて、それを木材の中心に貼り付けて完成です。
僕は、大体ここが中心だろうというところに合わせてつけただけなのでど真ん中についているかは分かりませんが、使っていて歪んでいると思うことはないので細かくはかるということをしなくても問題ないでしょう。
ただ、こだわりたいという方は中心を見つけて線を引いてなど、やり方はたくさんあると思います。細かいところはお任せです。
テーブルのニス塗り(油性ニス)
回転テーブルの組み立てよりもニス塗りに時間がかかってしまいました。
僕が買ってきた木材は、角が削られていてささくれも見られなかったのでそのままニス塗りをしました。
ちなみに、ニスは2度塗りがオススメです。
ニスは塗らなくても構いませんが、最初に塗っておいた方が木が長持ちします。
1度塗りでも大丈夫だとは思いますが、塗り残しが無いようにするには2度塗りの方が確実です。
好みでどうぞ
画像の油性ニスは120mlで1000円ぐらいのものです。
薄めずに使って1本で2度塗り出来ました。
刷毛も200円~300円ぐらいのものを2本買って使い捨てという形にしました。
先に回転台を取り付けておくと、木材が少し浮いた状態になるので上面と側面を塗りやすくなります。
ただ、裏面(回転台部分は塗らなくても良い)もニスを塗っておいてください。
木材の材質によっては、木材がニスを吸ってしまい膨れて歪んでしまいます。
※ニスを塗る際は風通しの良い屋外で、下に新聞紙などを敷いて行うようにしましょう
ニスが乾いたら(4~5時間ぐらい以上置いておく)、2度目のニス塗りに備えてやすりで少しだけ表面をやすります。
やする前は触ったときにざらざら感があると思いますが、少しだけやするとサラサラになります。
※やすりをかけすぎるとニスを塗った意味がなくなってしまうので本当に軽くで大丈夫です
それが終わったら軽く濡れた布などできれいに拭きましょう。
2度目は上面と側面だけニス塗りをして、乾いたら軽くやすりきれいに拭いて出来上がりです。
※ニスのにおいは2~3日続くこともあるので、においが無くなるまでは風通しのいい場所に置いてにおいが無くなってから使ってください。
終わりに、値段は少し高くなってしまった
(またまた雑な編集ですみません)
あまり画像では分かりにくいかもしれませんが、これはニスを2度塗りした後のものです。
最初の木の状態とは全然違って、光沢が出てコーティングされ売り物のテーブルのようになりました。
この回転テーブルにかかった金額は、
- 丸い木材(約6000円)
- 回転台 (約1000円)
- マジックテープ (約500円)
- ニス (約1000円)
- 刷毛 (2本で約600円)
- 紙やすり (約100円)
全て大体の値段で表記させていただきましたが、およそ9000円ぐらいです。
丸い木材が結構高かったので少し値が張るものとなってしまいましたが、食卓用の回転テーブルは販売されていないみたいなので作って良かったなと思ってます。
(追記:1年以上たった今でも、全く劣化することなく便利に使うことが出来ています。)
それでは、今日がかけがえのない日となりますように…
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