大学中退後の人生に命を燃やしてます!
どうも、あみさかです
少し前に、大学から退学許可通知書が届きました。
内心ほっとしているところもありますが、この判断が正しかったのかどうかはまだわかっていません。
ただ、現状は今自分が必死にやっているブログで成功したいという思いしかありません。
というわけで今回は、退学をすることを決めたところから退学許可が下りるまでの一連の流れを紹介します。
(※今回は僕の大学での退学の手続きの仕方を説明していきます。全ての大学が同じというわけではありません。個人情報保護のため、大学名・学部名などは明記せずに書いていきます。)
大学を退学・中退することにした理由
僕は大学1年生の時点で退学をしました。
退学を決めた理由は2つあるので、まずはそれを簡単に説明します。
学部に対しての熱意がなかった
1つ目の理由は、自分が通う学部への熱意が足りなかったということです。
僕は理系の大学に進学しましたが、やりたいことが全く定まっていなかったため自分が選択した学部に強いこだわりがありませんでした。
そのため、同じ学部の人の勉強に対しての熱意に全然ついていけず、入学してまだ2,3か月しか経っていない5月、6月頃からもうすでに大学を辞めたいという気持ちが出てきました。
しかし入学金を払っていることや教科書をすべて揃えていたこともあり、こんなに早く辞めてはいけない、続けなくてはいけないという思いがあり、春季(2期制の前期)は真面目に通っていました。
無事に春季はしっかりと単位を取って長い夏休みで気持ちが楽になり、秋期(2期制の後期)も頑張ろうという気持ちでいました。
ですが、専門性の高い授業が始まると勉強への意欲が出ず、このまま大学に4年間通い続けるのは無理だろうと感じました。
このまま4年間通い続けたとしても、学んでいる学部関連の職業に就くのも嫌だから意味のない4年間になってしまうだろうという思いがあり大学を退学する決意しました。
ブロガーに興味があった
2つ目の理由は、大学を辞めて違うことをしたいと思っていたからです。
大学に通いたくないということのほかに、前から続けていたブログを書くのが楽しくなりブロガーとして成功したいという思いを持つようになっていました。
そのため、大学を辞めてブログを本格的に書き始めようという思いも退学をする決め手になりました。
退学届をもらうために親の承諾が必要
退学を決意した段階では、まだ退学届(退学願)をもらうことが出来ませんでした。
退学をするには保証人(親)の承諾が必要です。
もちろんそれは形式的に行うことではなく、親が退学を認めてくれるということです。
僕の場合は、企業への就職ということではなくブロガーになりたいという理由で退学したいという思いがあったため、認めてもらうのは難しいということは分かっていました。
しかし僕の父は「自分がやりたいことを本気でやるのなら認める」と言ってくれました。
その代わりに、だらだらとした生活をしない。
ブロガーとしてうまくいかなかったら就職しなさいということを条件に、ブロガーになることに対して背中を押してくれました。
正直、僕が思っていた反応とは違っていたので驚きもありましたが、それが自信にもなりました。
退学の手続きの流れ(退学届の提出まで)
僕の通っていた大学では、退学願・退学届をもらうための書類を作成し終わってから退学願・退学届を受け取ることが出来るという流れでした。
親の承諾を得ることが出来たため、次は大学に退学届をもらうための書類を受け取りに行きました。
教務課での面談で退学する理由を
まずは、教務課で退学届をもらうための書類を作成してくれるとのことだったので教務課に行きました。
(この時に学生証が必要になります)
教務課に入って「退学をしたいのですが」と伝えると教務課の偉い人が出てきて、「親の許可はあるのか?」ということと、簡単に退学をしたい理由を聞かれました。
正直に「ブロガーになりたいから、学部に興味が無くなってしまったから」と伝えると、僕が話したことをもとに書類をつくってくれました。
そのやり取りは15分ぐらいでした。
自分で書類に書くことは
- 学籍番号
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 退学したい理由
- 入学の方式(一般入試・推薦入試など)
- 取得単位数(聞けば教えてくれる)
などです。分からないことがあれば教務課で教えてもらえます。
そして教務課の方に面談の内容を記入をしてもらえると、次に学部の先生と面談をする必要がありました。
教務課の方との面談だけでは退学届をもらうことができないシステムです。
学部の担当の先生との面談のアポ
ゼミに所属していればゼミの先生・教授と面談をするのですが、僕の場合はまだ1年生でゼミには所属していなかったため、春季の新入生オリエンテーションの時に分けられたクラス担任との面談が必要になりました。
これが一番大変でした。
突然お忙しい先生のもとに押しかけていくのは失礼なので、まずはアポを取らないといけません。
大学の先生のアポイントメントを取るのは初めてだったため、とても不安でした。
直接研究室へアポを取りに行くのは良くないと思い、以前にもらったプリントに書いてあったメールアドレスに面談の時間を頂きたい旨を伝えるメールを書くことにしました。
余裕があればアポを取るメールを送るのは翌日でもいいのですが、僕の場合は自宅から大学まで1時間以上かかるので、この日のうちに面談をして退学届を受け取っておきたいと思いすぐにメールを作成しました。
面談のアポを取るメール文面と内容
大学の教授・先生は目上の人になるため、失礼の無いよう分かりやすく簡潔な文面のメールを送らなければいけません。
これから紹介するのは僕が実際に送ったメールとほぼ同じような文面です。参考にしていただいても構いません。
一応、最低限の内容は書けていると思います。
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件名:「退学届けについて 〇〇〇(自分の名前)」
〇〇先生
(〇〇大学)〇〇学部〇〇学科〇年 学籍番号〇〇〇〇〇〇 〇〇〇(自分の名前)です。
突然のメールを失礼いたします。
このたび、一身上の都合により退学することを決めました。
それにともない、学部の担当の先生と面談をさせていただく必要があるため連絡させていただきました。
本日(〇〇/〇〇)でも、明日以降でも時間は空いていますので、先生のご都合の良い時間をご連絡いただければと思います。
先生もご多忙と存じておりますが、お時間をとっていただけるとありがたいです。
このような結果になってしまい大変申し訳なく存じますが、よろしくお願いいたします。
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僕の日本語が至らない点もありますが、件名には「退学について」ということと「自分の名前」を忘れずに書きましょう。
メールの本文には、
- 担当の先生の名前
- 自分の学部・学籍番号・名前
- 「退学を考えている」ということ
- 面談を行う理由
- 自分の都合が良い時間
- 時間を取らせて申し訳ないという思い
をしっかりと書きましょう。
忙しいなか時間を割いていただくことになるため、どういう用件で面談をしてもらうのかということも書いておいてください。
学部の先生との面談をして退学届を受け取る
お昼ごろに連絡をして30分後ぐらいに返信があり、夕方ごろに面談の時間を取ってもらえることになりました。
教授の研究室に行き退学したい理由などを10分ほど話して、その先生も退学を認めてくれて、さらに背中を押してくれました。
面談の内容を書類に書いていただき、それを持ってまた教務課に戻ると退学届・退学願を頂くことが出来ました。
教務課へ退学したい旨を伝えてから、面談が終わり退学届を頂くまでには丸1日がかりとなりましたが、自分の思いをしっかりと伝えることができて気持ちもスッキリしました。
退学届の記入と提出、奨学金停止
退学届・退学願には「親の署名・捺印」と「自分の署名捺印」
それと、退学理由を記入する欄がありそこには「一身上の都合」と書きました。
ちなみに「一身上の都合により退学をする」というのは、自分の意志で大学を辞めるということです。
理由は何であれ、自分から大学を辞める場合は一身上の都合ということになります。
教務課の方からも「退学の理由の欄は一身上の都合と書けば良い」と言われました。
そして再度教務課を訪れ、学生証の返却と退学届を提出して退学の手続きは終了しました。
奨学金を借りている人は、そのあとに奨学金を止めてもらう書類(印鑑が必要)を書いて大学で行う手続きが全て終了します。
僕の場合は、その日が最後に大学を訪れた日になりました。
ロッカーなどに荷物をしまっている場合には、忘れずに持って帰りましょう。
大学に自分の荷物を残していかないようにしましょう。
余談ですが、それから親や家に電話がかかってくるということはありませんでした。
退学許可通知書が届いて退学が認められる
退学願を提出すればほぼ退学が認められたことになりますが、厳密には教授会にかけられてから退学が認められることになります。
退学届・退学願はあくまでも退学を申請するための書類なので、それを提出したタイミングでは退学をしたことになりません。
教授会で退学を認められると郵送で退学許可通知書が届きます。
そこで退学が正式に認められたということを知りました。
奨学金の手続きは、退学届けを提出した後も少しだけやることが残っています。
手続きを忘れないように気を付けましょう。
奨学金の手続きについてはこちらをご参照ください

終わりに、大学中退の手続きが面倒な理由
退学するのにこれだけの手続きを用意しているのは、退学したいという気持ちをそぐためかもしれません。
(実際に僕は、手続きが面倒そうだからという理由で退学を少しだけ先延ばししました)
ただ、教務課の人も学部の先生も僕の夢を否定するということは絶対にしませんでした。
だからこそ自信をもってブログを書き続けていけます。
退学することが良くないとか、逃げているとか思われることもあるでしょう。
「1年ぐらい休学すればいいんじゃない?」と思われることもあります。
でも、休学するのにもお金はかかりますし、大学に戻る気がないのであれば退学が正しい選択となります。
身の回りに退学にいいイメージを持たない人がいるのであれば、その人を見返すために「反骨精神」で全力で努力して見返してやりましょう。
無理はいけませんが、だらけてしまうと立ち直れなくなってしまいます。
どうにかなるのは若いうちだけです。
逆に言えば、若いうちはどうにかなるはずです。
それでは、今日がかけがえのない日となりますように…
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