バイトに命を燃やしていました!
どうも、あみさかです。
僕は、高校生の時にファミリーマートでコンビニバイトを約1年半していました。
自分もバイトを始める時にコンビニバイトって楽なのかなという疑問を持っていました。
そんな疑問を解決するために、コンビニバイトは楽なのか?
また、コンビニバイトのメリットやあるある、そして体験談を紹介していきます。
大変さは店舗やオーナーや立地で変わる
コンビニバイトは店舗、オーナーによって仕事の内容や大変さが変わってきます。
コンビニの種類での違い
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなどのコンビニがありますが、お店によって商品や使用する機械などが変わってきます。
ファミリーマートであれば「ファミポート」というとても操作が複雑な機会があったり、ローソンだとコーヒーや紅茶などを店員がいれるタイプであったりセブンイレブンはちょっと思いつかないですが…
オーナーや店長による仕事の違い
そして、コンビニの種類だけではなく、オーナーや店長によってやらなければいけない仕事も大きく違ってきます。
まずはじめに、直営店の説明をします。
直営店とは、コンビニの社員が店長をしている店舗のことです
直営店では、クリスマスケーキや恵方巻のノルマが厳しかったり、バイトの面接も厳しいです。(金髪NGやピアスNGなど)
そして、コンビニバイトをする人が楽しみにしている廃棄商品も絶対にもらえません。
直営店でバイトをするメリットを挙げるとすれば、まともな人が多いということとトラブルが少ないかもしれないということぐらいです。
次に、オーナー店・フランチャイズ店の説明です。
オーナー店やフランチャイズ店というのは個人で経営している店舗です。
ほとんどの店舗が直営店ではなく、それぞれのオーナーが経営しているフランチャイズ店です。
僕はオーナー店でアルバイトをしていました。
ただ、オーナー店とひとくくりにしてもそのオーナー(又は店長)によって仕事の内容から服装まで違ってしまいます。
- 服装や靴の指定(ジーパンはOKかどうかや靴の指定があるかどうかなど)
- 廃棄をもらえるかもらえないか
- 掃除をしっかりしているかしていないか
- たばこを何種類販売しているか
などなど挙げたらきりがないですが、オーナー店でも店舗によって全然違うことが分かります。
バイト先、店舗選びのポイント
ここまでを踏まえて、実際に自分がバイトをするときにどういう点でバイト先を選べばいいのかポイントを紹介します。
どのコンビニチェーンにするか
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなどなど様々なコンビニがありますが、好きな商品があるコンビニにをおすすめします。
例えば、ミニストップであればソフトクリームなどをつくるという特徴があります。
ですが、先ほども紹介したようにオーナーによって違ってくるのでコンビニの種類はこだわりがなければそこまで重要な項目ではありません。
自宅から店舗までの距離
次に、家からの距離もやはり重要になってきます。
家から遠すぎるとバイトに行くのが面倒になってしまって辞めてしまうというパターンがあります。
逆に家から店舗が近すぎると、急遽休みになったバイトの人の代わりとして呼び出されることが増えます。
僕は、自宅からバイト先まで徒歩5分かからなかったので早朝に電話がかかってくることが何回もありました。
オーナーやお店の特徴を下見する
これが一番重要です。
繰り返しになりますが、オーナー、店舗によって仕事の大変さが変わります。
店長の人柄が分かればいいのですがそれを見分けるのは至難の業です。
ですので今回は、注目するポイントを服装、廃棄、商品の陳列の3つに絞ってバイト先の選び方を紹介します。
バイトをしようと考えている店舗に何度か足を運んで実際にこの3つを見ておきましょう!
アルバイト店員の見た目
例えば、派手な髪色のアルバイトの人がいたら、その店舗では髪の色は特に気にしていないということが分かります。
逆に、アルバイトの人が全員落ち着いた髪の色だった場合は、明るめの茶髪というだけでも面接で落とされてしまう可能性があります。
次に、ズボンの自由さです。
ジーパンでもOKという店舗があれば、黒いズボンのみOKという店舗もあるので店員の服装を確認しましょう。
最後に、靴です。
靴は指定のものを購入するタイプの店舗もあります。
もちろん何の指定もない店舗もあるので靴もしっかり見ておきましょう。
僕がバイトをしていた店舗では、髪色もズボンも靴も指定がなかったので楽でした。
ただ、制約が少ない場合はヤンキーっぽいバイト仲間がいる可能性もあるので、決まりが少ない方が必ずしも良いとは限りません。
廃棄する商品の扱い
現在は廃棄をもらえる店舗が少なくなってきています。
かごに入ったお弁当などがレジ内にずっと残っているようなお店では、バイトの人たちが食べるようにとってあることが多いです。
廃棄をもらえない店舗で、勝手に持って帰ってしまうのは犯罪なので廃棄に期待しすぎるのはやめましょう。
もらえたらラッキーぐらいに考えておいてください。
商品の陳列の丁寧さ
いつ行っても商品がきっちりと並んでいる店舗では、お客さんが少ないときにバイトの人が並べ直しています。
逆に言えば、商品がきれいに並んでいない店舗ではお客さんがやたら多いか、バイトの人がその作業をしていないということです。
バイトがレジで暇そうにしている店舗ではあまり店長が仕事しろとは言わないタイプのため、そういう店舗のほうが仕事が楽に感じると思います。
もう一度言いますが、オーナー(店長)によって仕事量は変わります。
そのためバイト先選びは重要なのです。
コンビニバイトのメリット・デメリット
ファミリーマートで1年半バイトをしていて分かったメリット・デメリットを紹介します。
コンビニのアルバイトのメリット
まずはコンビニバイトのメリットから紹介していきます。
1つ1つの仕事が簡単
コンビニのバイトは1つ1つが楽で難しいことはほとんどありません。
レジ打ちも操作は単純ですぐに覚えられますし、頭を使う仕事や力仕事は少ないです。
シフトの融通が利きやすい
高校生、大学生であれば「テスト週間は休ませてください」といえばその期間ほかのバイトの人に代わりにシフトに入ってもらえたり、「この日とこの日のシフト交換してもらえますか?」というだけで変わってもらえます。
コンビニはあまり人数が多くないので知ってる人同士で気楽です。
新商品をいち早く食べれる
コンビニは新商品が毎週入ってきます。
そのため、いろいろな新商品が出てすぐに買うことが出来ます。
裏技みたいなものですが、
例えば、新商品は毎週水曜日から販売だとしたら、その商品は火曜日の9時、10時ぐらいに入ってくるのでオーナーにもよりますが、実質発売日よりも前に購入して食べることが出来ます。
(廃棄になった商品をもらえる)
これは、全店舗ではないのでカッコ書きです。
廃棄をもらえればご飯代が浮くのでお得感がありますね。
コンビニのアルバイトのデメリット
次に、コンビニバイトのデメリットを紹介していきます。
時給が安く、地域の最低賃金
コンビニの時給は大抵その地域の最低賃金です。
大変な仕事ではないためしょうがないのでしょうが…
覚えることが多くて複雑
覚えることがとにかく多いです。
揚げ物の揚げ時間や売り場の把握もしなければいけないですし、僕の場合はファミポートに悩まされました。
他にも、バイクの自賠責保険の手続きや、はがきの注文販売など年に数回しかない仕事もありバイトが全て覚えるのは不可能なのではないでしょうか。
急なシフト変更
メリットの方でシフトの融通が利くと書きましたが、その代わりに自分も空いたシフトを埋める必要が出てきます。
僕は断れない人間なので、よく呼び出されました。
時間にルーズ
コンビニはシフトが決まっていますが、シフトの時間通りにあがれることはほとんどないです。
1つ目の理由として、お客さんが多くて他の仕事が終わらないということです。
2つ目の理由は、次のシフトの人が来ないとあがれないからです。
次のシフトの人が時間に余裕を持ってこなければ、その分自分の退勤時間も遅くなります。
お客さんに話しかけられる
客層が比較的高い年齢の店舗は、お客さんが世間話をしてきます。
無視するわけにはいかないのでそのお客さんに時間をとられてしまいます。
だからと言って、レジ打ちや品出しなどやらなければいけないことはテキパキと進めていかなければいけません。
コンビニバイトあるある8選
1年半コンビニバイトをしてきた中で僕が思ったコンビニバイトならではのあるあるを8個紹介します。
タバコは「あれ」じゃわからない
新人のコンビニバイトには辛い常連のお客様、意地でもたばこを「あれだよ」「いつものだよ」としか言わないので先輩か店長に助けを求めるしかありません。
ただ、半年もバイトをしていると常連のお客さんが買うものもタバコの銘柄も覚えてしまいます。
無意識のうちに記憶に入ってきているのでしょう。
ファミマにLチキはありません
実際に何回も言われましたね。
Lチキくださいと言われた時のあの空気、ファミチキでよろしいですかと返しておどおどしている人はいいお客様です。それに対して、間違えを認めない人は…
夏の夜に訪れるセミ
「夏」「夜」「都会以外」この条件がそろったとき、コンビニの明かりを求めてセミなどの虫が入店してきます。
お店の中をセミが飛び回ると、捕まえて外に出さなくてはいけないため大変です。
セミの鳴き声が聞こえる場所ならお店にセミが入ってくる可能性は十分にあるため、落ち着いて対処しましょう。
レジ点検でプラマイ0円の時の達成感
もうすぐ退勤の時間というときに始まる「レジ点検」
これで最後だというときの「±0」は気持ちが良いです。
ただ、レジの金額が合っていないと面倒なことになりますが…
レンジでマヨネーズ爆発
新人バイトならみんな通る道だと思っています。
僕はお好み焼きについているマヨネーズを外さずに…
レンジにお弁当を入れるときには、何か付いているものがないか確認しましょう。
会計後のポイントカード
会計後にポイントを付けられないTポイントカードの盲点を突いた会心の一撃。
お客さん並んでるんだから諦めてください。
ちゃんと打ち直してあげますけど
レジ対応の時間が増える700円くじ
当たったら商品を棚まで取りに行く。
外れたら悪い空気になる。
700円くじは勘弁してほしいものです。
ありがとうの一言がとてもうれしい
バイト中に言われて一番うれしい言葉。
会計後の「ありがとう」
いつも言ってくれてる人は続けてください。
僕もありがとうを言うようにしてます。
コンビニバイト体験談
僕がバイトをした1年半の中で強く記憶に残っていることをまとめました。
1.バイトの面接って簡単なんだ
高校1年の夏休みが終わったころ、部活にも入っていない僕はバイトをすることにしました。
初めてのアルバイトで電話の仕方も分からなかったけど、家から1番近いコンビニ「ファミリーマート」に面接の電話をすることをして、アルバイト応募の電話の話し方をググってから電話をかけました。
「もしもし、アルバイトの募集の張り紙を見て応募させていただいたのですけれども」
と上ずった声で自分がはなすと、
- 「高校生ですか?」
- 「どこの高校に通っていますか?」
- 「自宅から店舗までどれくらいかかりますか?」
といきなり質問攻めです。
テンパりながらも質問に答えていき、翌日に面接をしてもらうことになりました。
面接の対応をした方はマネージャーという役割の方でした。
マネージャーに履歴書を渡して少し目を通した後、「いつからシフト入れそうですか?」自分は驚きました。
履歴書だけで面接合格です。
志望理由さえ聞かれませんでした。
翌日の持ち物(印鑑や通帳、ポロシャツや長ズボンなどの服装)を伝えられて、シフトも希望通りにいれてもらえると言うことでテンションが上がっていました。
そう、僕はまだ憂鬱なコンビニバイト生活が始まることをまだ知らなかったのです。
2.緊張のバイト初出勤
始めての出勤日は仕事の説明や制服に着替えたりする時間が必要という事でシフトの30分前に来るように言われました。
夕勤(17時~21時)でその時間は店長と大学生の方と3人でした。
もちろんまだレジも打てないですし、何をしていいのか全くわからない状況でした。
その日は掃除、新聞の返品作業、お菓子の品出し、レジ打ちの練習をしました。
掃除はシフトの入れ替わる時間に床、トイレ掃除とごみをまとめるだけでたいした作業ではありません。
新聞の返品作業は夕勤(バイトをしていた店舗では17:00~21:00)の人がする作業で売れ残った新聞の個数を打ち込んで紐でまとめるだけの簡単な仕事です。
お菓子の品出しは文字通りお菓子をバックヤードから出して新しいものを棚の後ろにいれるという作業です。
レジ打ちの練習は店長が適当に商品を持ってきてバーコードを読み取るだけでそんなに大変ではありませんでした。
そんなこんなであっという間に退勤時間30分前になり、そこからはレジの点検でレジの中に入っているお金があっているかの確認です。
4時間はすぐに終わり研修期間とはいえこれだけで給料を貰っていいのか不安になるぐらいでした。
ですが、楽なのは最初だけでした。
お客さん相手にレジをするのは楽ではないですね。
3.たばこって何種類あるの?
コンビニといえば「たばこ」というぐらいレジの後ろ側にさまざまな種類のたばこがありますよね。
事務所のほうにもたばこのカートンが大量に積まれていて部屋を圧迫しています。
・メビウス
・ラーク
・マルボロ
・クール
・ケント
・ラッキーストライク
・アメスピ
・わかば
・アイコス
今は電子タバコも含めて本当にたくさんありますね。
自分のバイト先には約230種類のたばこがおいてありました。
もし、コンビニがたばこを売らなくなったら売り上げがどれくらい下がるんだろうなんて言うことを考えてみた人はいませんか?
実際にレジを打っていてたばこだけを買いに来る人、たばことコーヒーを買っていく人、たばことご飯を買っていく人など、たばこを買う人はコンビニにくるお客さんの1/3以上はいました(多分)
バイトを始めたばっかりの時は、その種類の多さから銘柄を言われてもなかなか見つけるのが大変でした。
でもやっぱり、常連のお客さんが1番大変です。
たばこの銘柄を言ってくれないので先輩と店長に頼るしかありませんでした。
4.肉まんは蒸し時間が必要
コンビニの肉まんは安くて美味しいですよね。
僕は普通の肉まんが1番好きです。
ただ、コンビニの肉まんって機械で蒸してからじゃないと売れないんですよね。
無くなってから補充しても間に合わないんです。
かといって、たくさん入れておいても売れなければ大量の廃棄が出てしまうため、先を読んで作らなければいけないのでとても悩みます。
今日はあまり売れないだろうと思っていたらすぐになくなってしまって急いで機械に補充するという風にやっていると、
客:「肉まんください」
僕:「すみません、まだ肉まん出来てないんです。」
肉まんの売れ行きを予想するのは僕には無理でした。
5.1年半のアルバイトを辞める時
大学受験の勉強のために、初めてのコンビニバイトは1年半で辞めることになりました。
バイトを辞めるときは2週間以上前に辞めるという意思を伝えるべきだとネットに書いてあったので、その通りにしました。
「これから、受験勉強のために予備校に通うため勉強一本に専念するため2週間後までのシフトが入っているところまでで辞めさせていただけないでしょうか」ということを伝えて辞めさせていただきました。
例のごとく引き留められましたが、強い意志を持って辞めました。
最後の出勤日は店長と2人で、帰るときにファミリーマートのお菓子をたくさんくれました。
そのあと制服を返しにもう一度お店に行く機会があり、長いことお世話になったので1500円程度のクッキーを準備していきました。
バイトを辞める際の詳しい流れはこちらの記事で紹介しています。

このように円満にバイトを辞めることができてよかったです。
このコンビニは家から1番近いので今でもよく利用しています。
約1年半のコンビニバイトをしていた期間はもっといろいろなたのしいことや大変なこともありました。
もし、高校生でアルバイトを始めようと考えている方は、まずコンビニバイトを体験することをおすすめします。
店舗・店長によってもバイトの大変さは違いますが、コンビニバイトは簡単な仕事が大量にあるという感じで最初は仕事を覚えるのは時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまうと同じことの繰り返しなのでそこまで大変な仕事ではありません。
初めてのバイトはコンビニがオススメ
コンビニバイトのメリットやあるある、体験談を紹介しましたが、初めてのバイトはコンビニバイトをすることをおすすめします。
そして、バイト先選びは時間をかけた方が良いです。
初めては何事も大変ですが、コンビニバイトは慣れてしまえば難しい仕事ではありません。
それでは、今日がかけがえのない日となりますように…
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