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教習に命を燃やしています!
どうも、あみさかです
方向転換と縦列駐車が終わってしまえば、残りの教習のほとんど複数教習になります。
※複数教習とは、教官人・車1台にたいして2~3人の教習生が同時に教習をすすめていくものです。
今回は
- 急制動シミュレータ
- 危険予測ディスカッション
の2つの教習を紹介していきます。
急制動シミュレータとは何をするものか
急制動シミュレータは複数教習で行います。
僕の場合は3人で教習を行いました。
このシミュレータの教習も教習所によって変わってくることなので、僕が行った教習を紹介します。
急制動シミュレータではAT車でのシミュレータの台を交代で運転していきました。
やることは全てシミュレータなので、教官または機械の指示に従い進めていくものです。
特に手順などの説明はありません。
雨の日を想定してブレーキをおもいっきり踏み込んだ時にどれくらいブレーキがかかりにくいかを体験する。
街中を走っていて急に子供が飛び出してきたときに急ブレーキを踏んで事故を避けるなど色々あります。
ただ、シミュレータにおいての注意点は特にありません。
気楽にいきましょう。
セット教習では何をやるのか
セット教習・危険予測ディスカッション(教習所によって名称が違う場合があります)というのは
技能教習と学科教習をセットで行い、その学科教習の時に危険予測ディスカッションを行うというものです。
技能教習と学科教習をそれぞれ1コマずつやるため、2時間連続の教習となります。
セット教習の技能教習の内容は?
僕がセット教習を受けたときは教習生2人での教習でした。
MT、ATの人が同時に教習を行うことができるようにAT車での教習になると思います。
この時間は交互に運転をして、運転をしている時に危険だと思ったことや良かったことなどを確認します。
後部座席に乗る人は運転してる人の良かったところ、少し危険だと思ったところなどをメモします。
途中で運転を交代してまた同じように運転をする人、後部座席で運転を見る人という風な流れで行うと思います。
2人で教習を行う場合は1人20分ぐらいずつ、3人で教習を行う場合は1人15分ぐらいずつ運転します。
後部座席に人が乗っていて緊張すると思いますが、リラックスして運転しましょう。
ちなみにこの教習の時間で新しく学ぶ内容はありません。
これまでと同じように運転をしましょう。
危険予測ディスカッションとは?
技能教習が終わると次の時間に続けて学科教習を行います。
メインは教習項目の名前通り、運転中の危険についてディスカッションをすることです。
「えっ…ディスカッションするの」と驚く人がいると思います。
僕もその一人でした。
ただ、運転について討論を行うわけではありません。
これからの教習・運転に生かすための意見交換を行うと思っていてください。
僕が通っていた教習所では、まず教習用のビデオを見ながら危険なところを探していくということをします。
そんなに難しくありませんし、間違えても大丈夫です。
その次に、技能教習のときの運転について「危険予測がしっかりできていたか?」という点について悪かったところ・良かったところなどを話し合います。
ですが、初対面の人に対して「〇〇が良くなかった」などと運転に口出しを出来る人はいないでしょう。
そのため、教官が司会的な立場で話を引っ張ってくれます。
運転をしている時に「特に気になることはなかった」となることもあるでしょう。
たった15分程度の運転では特に変わったことは起きません。
終わりに「危険予測ディスカッションは気楽にいこう」
実際のところ、教官によってディスカッションの流れは変わってきてしまいます。
話しやすい雰囲気の教官が担当になるとラッキーですね。
ディスカッションでしっかりと相手の運転について触れたいということであれば、「相手にアドバイスをする」「相手を褒める」この2つを意識しておきましょう。
例えば、
- 右左折時に巻き込み確認や歩行者の確認がしっかりとできていた。
- 急加速・急ブレーキが無い運転だった。
- 対向車線の車の間から歩行者が出てくる可能性があるため、そういう場所ではスピードは出しすぎない方が良い。
- 一時停止で完全に止まっていなかったから、確実に止まった方が良い。
- 赤信号で止まれるスピードだったにもかかわらず通過してしまったから、次からは気を付けた方が良い。
- 制限速度を超えてしまっていた時があったからスピードも少し気にした方が良い。
褒めるところは褒めてあげて、運転で良くないと思うところがあれば改善するところも言ってあげましょう。
ただ、この段階まで来ている時点でそこまで乱暴・適当な運転をする人はいないはずです。
危険予測に関連した相手の良いところを多く見つけてあげましょう。
次回は高速シミュレータと高速教習を紹介します。
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