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教習に命を燃やしています!
どうも、あみさかです
前回は第二段階の技能教習の半分ぐらいをまとめて説明しました。
今回は学科教習の「応急救護処置」という教習でどういうことをやるのか説明していきます。
3時間連続になっていて皆さん面倒だと思っているでしょうが、その通り面倒くさいです。
持ち物は事前に説明されると思いますが、教習所に入所したときにもらった応急救護の冊子だけでしょう。
(※もしかしたら、応急救護当日に貰う場合もあるかもしれません)
特に予習することも必要なく、教習の時間で細かく説明があります。
応急救護教習の流れとやること
僕が通う教習所では、
- 1時間目:応急救護の冊子を見ながら話を聞く
- 2時間目:応急救護のビデオを見て、終わったら実技に
- 3時間目:2時間目の続きで応急救護の実技
というような流れで応急救護の教習は行われました。
応急救護の説明は冊子の流れにそって
- 年間の事故の件数の説明
- 人工呼吸や胸骨圧迫(心臓マッサージ)などの効果
- 応急救護のやり方
などを説明されます。
その後、応急救護のやり方や事故の対処の仕方などを一度ビデオで見てから実技に入ります。
応急救護の実技の流れと内容について
1.救護者を発見して、周囲の安全を確認する
左右、上下を目視で確認
(上を見るのは頭上に障害物がある可能性があるため)
2.体に傷や出血がないかを確認する
出血している人に胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行うと、血液の流れが早くなるため危険です。
3.傷病者(応急救護用の人形のこと)に声をかけ、意識があるかを見る
傷病者と仮定する人形の肩を叩きながら「もしもし、聞こえますか?」と言うのを3回繰り返します
恥ずかしいですけど、みんなやるので頑張りましょう。
4.意識が無ければ周囲の人に119番、AEDをお願いする
「誰か来て下さい」(周囲の人への呼びかけ)
グループの人を指して、
- 「あなたは119番をお願いします」
- 「あなたはAEDをお願いします」
5.呼吸の有無を確認する
傷病者の真上から胸辺りを見て、呼吸をしているか否かを胸の動きで確認する。
6.呼吸が無ければ胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行う
1分に100回~120回のペースで強めに押します。
押すときの手の組み方や姿勢は指示されます。
7.気道を確保し、人工呼吸を行う
傷病者の顎を上にあげて気道を確保して人工呼吸をします。
その時には人工呼吸をするためのシートを1人1枚もらい、そのシート越しに人形への人工呼吸を行うと思います。
そして、シートを傷病者(人形)の顔にかけて息を吹き込みます。
これが一連の流れで、人工呼吸・胸骨圧迫などを出来るようになるのが目的です。
この記事では概要しか書いていません。
実際にはもう少し細かく教えられますが、大まかに説明するとこんな感じです。
最初に教官がお手本を見せてから教習生が順番にやっていきます。
大体10人ぐらいで行うので3グループぐらいに別れ、順番を決めて2人か3人ぐらいずつ同時に行うと思います。
数人の前で行うので緊張しますが、他の人も同じように緊張しているので恥ずかしがらずに行いましょう。
終わりに「AEDは説明だけで終わるかも」
人工呼吸・胸骨圧迫などの練習が終われば、応急救護の教習は終わりになるはずです。
その後、時間があればAEDの細かい説明があるかもしれませんが、おそらく説明を簡単に受けるぐらいでしょう。
実際に応急救護を行うことはほとんどないでしょうが、覚えておいて損はないと思います。
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