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教習に命を燃やしています!
どうも、あみさかです
今回は教習内容をまとめて一気に書いていきます。
路上教習は慣れることが一番で、クランクやS字などの特殊な操作はないので毎回同じ事をやっていきます。
路上教習の際に特に注意することは、信号がなく横断歩道があるときは必ず歩行者優先なので渡りそうな人がいたら確実に止まるということです。
教習期限・仮免許の期間に注意
前回も少し書きましたが、僕は大学の夏休みを利用して教習所に通ったため1ヶ月程で仮免許を取得しました。
仮免許の有効期限は6ヶ月なのでそれを過ぎないように注意をしましょう。
その期間内に卒業検定を合格できなければ、仮免許が失効してしまいます。
そうなると、第二段階で受けた教習が全てなかったことになってしまいます。
教習期限の9ヶ月以内に再び仮免許を取得して卒業検定まで終わらせるのは厳しいですね。
教習期限の9ヶ月以内に卒業検定が取得できなければ、それまでに受けた教習は全て無効となります。
お金も無駄になってしまいます。
もし、この第一段階が終わったタイミングで教習期限(最初の教習から9ヶ月)がほとんど残っていない人は受付に呼ばれてスピードプランなどへの加入を勧められると思います。
普通に予約を取りながら通うと間に合わなくなってしまうため仕方がありませんね。
僕の場合は第二段階に入るとともに夏休みが終わってしまうタイミングでしたが、教習期限は8ヶ月残っていたので土日をメインに通いました。
土日だけでもスムーズに技能教習を終わらせることができれば、2ヶ月ぐらいで第二段階は終わります。
そして、第二段階では1日に技能教習を3時間まで受けることが出来るようになります。
(※連続して3時間運転することは出来ません)
第二段階では応急救護やセット教習など少し特殊な形の教習がありますので、予約の仕方など分からないことは自分の通う教習所で質問するようにしましょう。
知恵袋などで質問している人もいるようですが、教習所によって予約の取り方や教習のやり方がそれぞれ違います。
そして、第二段階の教習ではAT(オートマ)とMT(マニュアル)の進み方が同じになります。
ですが、教習所によって進み方や順番が異なりますので何回目の教習ということは書きません。
教習内容を見ての判断をお願いします。
第二段階は車の点検から教習が始まる
第二段階の最初の路上教習では車の点検から始まります。
教官が教習所内の空いてるスペースに駐車してエンジンルームの点検を行います。
教官がエンジンオイルや冷却水など車についての説明をしてくれますが、実際に車が好きな人でなければよくわかりません。
学科教習でもエンジンルームについての説明はあるので、簡単に頭に入れる程度で大丈夫です。
その後にやることが重要で、第二段階では毎回路上に出る前にランプなどの確認を行わなければ行けません。
これも教習所によって異なるかもしれませんが、教習手帳に手順が書いてあることもあります。
手順は教習所によって教え方が異なる場合がありますが、内容を簡単に説明すると
- 前照灯が上向き(ハイビーム)・下向きともに正常に点灯するか?
- 車幅灯(後部)のライト・ナンバープレートのライトが正常に点灯するか?
- 前方・サイドミラーのウインカーのライトが正常に点灯するか?
- タイヤがすり減っていないか?
- ブレーキランプが正常につくか?
第二段階からはこのような確認を路上に出る前に毎回行います。
最初に教官が流れを教えてくれますし、2回目・3回目ぐらいまでは一緒にやり方を確認すると思います。
早めに流れを覚えてしまいましょう。
そこまで終わるといよいよ路上にでます。
一番最初の路上教習のときは、教官がある程度運転するのを見てから路肩で運転を交代することになると思います。
最初は緊張しますが適宜教官からの指示もありますし、危ないときは非常ブレーキやハンドルの操作を手伝ってくれます。
教習所の中よりも路上の方が道幅も広く走りやすいので楽しいと思います。
そして2回目の路上教習からは教習所から路上に出て、再び教習所に入るまで全て自分で運転するようになります。
路上教習でMTの人が気をつけなくてはいけないことは、ギアチェンジ(シフトチェンジ)を速度に合わせ的確に行うことです。
- 時速20kmなら2速
- 時速30kmなら3速
- 時速40kmなら4速
などと決めておくと、スムーズにギアチェンジを行うことが出来るようになります。
これも最初は教官が指示してくれると思うので、ゆっくり慣れていきましょう。
走る速度に対してあまり低いギアで走ると速度が安定しないので、3速・4速を積極的に使っていきましょう。
MT車では左折、右折時には1速・2速で曲がるようにしてください。
3速以上でブレーキを強めに踏むと交差点内でエンストをする恐れがあります。
交通の流れに合わせた走行「速度を意識」
交通の流れに合わせた走行とは、常に制限速度ギリギリで走り続けるのではなく周りの車と一定の間隔を保ちながら走るということです。
だからといって制限速度は絶対に超えては行けません。
それとは逆に、遅すぎてもいけません。
例えば、前に車が走っていないときに制限速度40キロの道路を20キロで走り続けてしまうと自分を先頭とした渋滞が出来てしまいます。
自分で判断して速度を調節する練習だと思ってください。
進路変更・適切な走行位置
進路変更と適切な走行位置は特にやることがありません。
二車線以上ある道路ではどちらの車線を走るのかを考えますが、基本的に教習車は一番左の車線を走るのが無難です。
教官の指示が無ければ常に左車線で問題ないと思います。
あとは、停車や駐車している車を避けるときですかね。
駐停車している車を避けるときに余裕を持って通れるのであれば少しスピードを下げて通ります。
二車線以上あれば車線変更が必要ですね。
路上駐車で道が塞がれてしまっている場合は無理に通らず教官に指示を仰ぎましょう。
停車している車を避ける場合は、車体の半分以上が右の車線にはみ出してしまうのであればウインカーを出して避けていくようにしましょう。
信号・標識標示等に従った運転
この内容は信号が青なら進む、黄色・赤なら止まる。
そして制限速度を守り、一時停止・止まれの標識表示があれば確実に止まる。
その他の標識・標示に従う。
それだけです。
交差点の通行「巻き込み確認を忘れずに」
直進の場合は信号に従い進みます。
左折の場合は交差点の30m手前までに車道、又は路側帯の左により、巻き込み確認を行い歩行者と自転車の横断が無いことを確認してから進みます。
(※左に寄りすぎると内輪差で曲がりにくくなります。)
右折の場合は交差点の30m手前までに中央線に寄り、対向車に気をつけながら信号に従い進みます。
その先の横断歩道に歩行者がいたら待ちます、いなければ通過します。
対向車がきていて交差点内で右折待ちをするときは、自分がここからなら右折しやすいという位置まで進みます。
※対向車線の直進車の通行を妨げる位置まで進んではいけません。
前に進みすぎると右折できなくなるので、右折する方向の道路を見て位置を決めましょう。
右折レーンがある場合は右折レーンに入る位置が標示で地面に印されているのでそこから入ります。
歩行者等の保護「常に歩行者が優先」
歩行者の保護という項目は検定で減点をされやすいポイントです。
歩行者等の保護は、
- 信号のない横断歩道
- 歩道が狭い道路
この2つを通行する際には特に意識しましょう。
信号のない横断歩道では歩行者が優先です。
もし歩行者が渡る前に横断歩道を通過出来ると思っても、歩行者の進行を妨げたということになれば検定は一発で中止になります。
渡りそうな人がいたら徐行で様子を見ましょう。
歩道が狭い道路では歩行者に近づき過ぎないように徐行して通行します。
同じように自転車にも注意しましょう。
駐車・停車の方法「駐停車禁止場所とは」
駐停車禁止場所と駐車禁止場所は効果測定・学科試験でも出るので覚えましょう。
技能教習では、
- 「そのあたりに停車してください」
- 「次の交差点を曲がってから、その先にある交差点までに停車してください」
という指示を受けると思います。
それは、停車禁止ではないところに停めるということをします。
それに加えて、道路を走りながら教官が「ここは駐停車禁止場所です」などの説明もしてくれると思います。
駐車禁止場所・駐停車禁止場所は様々な覚え方があります。
今回は僕が通う教習所で学科教習の際に教えられた覚え方を紹介します。
駐車禁止
「かちこしせん+標識・標示」
- か…火災報知機から1メートル以内の場所
- ち…駐車場・車庫などからの出入り口から3メートル以内の場所
- こ…道路工事の区域の端から5メートル以内の場所
- し…消防用機械器具の置き場、防火水槽の道路に接する出入り口から5メートル以内の場所
- せん…消火栓、消防水利の標識から5メートル以内の場所
駐停車禁止
「ひさことまきおふ安停」
- ひ…標識、標示のある場所
- さ…坂の頂上付近や勾配の急な坂(上り、下りとも)
- こ…交差点とその端から5メートル以内の場所
- と…トンネル(車両通行帯にかかわらず)
- ま…道路の曲がり角から5メートル以内の場所
- き…軌道敷内
- お…横断歩道、自転車横断帯とその端から前後5メートル以内の場所
- ふ…踏切とその端から前後10メートル以内の場所
- 安…安全地帯の左側とその前後10メートル以内の場所
- 停…バス、路面電車の停留所の標示板から10メートル以内の場所(運行時間のみ)
というように、教習所で覚え方を教えてもらいました。
ネットで調べれば他にも覚えやすい語呂合わせが出てくるので調べてみてください。
終わりに「路上教習慣れることが大切」
今回はまとめて路上教習について説明しましたが、路上教習は覚えるというよりも慣れるということが重要なので落ち着いて運転することを心がけましょう。
路上教習の前半はずっと繰り返しの練習です。
運転しないと上手くなりませんからね。
自動車教習所日記Part13はこちら。「応急救護」です。

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