前回の教習(Part2)はこちら

前回はMTの人限定でシミュレータの体験がありました。
(※すべての教習所でシミュレータをやるかどうかは分かりません)
そのため、MTの方は技能教習として2時限目。
ATの方はシミュレータがなく実車からスタートだと思うのでこれが1時限目になると思います。
技能教習2時限目(初めての実車教習)
前回の記事(Part2)で紹介しましたが、MTで免許を取る人は技能教習1時限目がシミュレータになっていることがあります。
そのため技能教習2時限目となっていますが、今回が初の実車教習となります。
ATで免許を取る人も今回が初めての技能教習・実車教習となるため、参考にしてみてください。
僕の通う教習所では、教習所のホームページから予約を取る方法、または教習所に置いてある予約専用の機械で技能教習の予約ができるようになっていました。
僕はインターネットから技能教習の予約をとり、配車カウンターにいき乗車券をもらい時間になったら車の方に向かいました(実車での技能教習は初めてなので、受付でも少し説明を受けました)
何事も初めては緊張しますね。
僕が運転する予定の車の前で待っているように指示されたため、とりあえず待っていました。
時間になると教官が来て、教習原簿と手帳を渡して荷物を後部座席に載せます。最初は助手席に乗るように言われました。
修了検定の時以外は、毎回教官がお手本を見せてからという形になるので最初は助手席に乗るというシステムでした
助手席に乗って軽く挨拶をすると、教習原簿と手帳を確認します。
教習期限の確認や眼鏡・コンタクトレンズを着けているかということを確認するためです。
技能教習の際は、履いていく靴にも注意しましょう。
教習所でも説明がありますが、サンダルやかかとの高い靴では運転することができません。
革靴は滑りやすいということもあるため、運動靴で行くのがオススメです。
一通り確認が終わると、シートベルトをして教官が運転を始めます。
5分ぐらい話を聞きながら運転の流れを教えてくれます。
それも終わると今度は自分が運転する番になりました。
運転席に移ります。
そこで、座席の調節のしかた(シミュレータとは少し違う場合があります)とバックミラーの調節の仕方を細かく教えてくれます。
これから説明するものは教習の際にすべて教えてもらうので予習をしていく必要は全くありません。
アクセル・ブレーキ・クラッチペダルの操作の仕方
アクセル・ブレーキ・クラッチペダルの操作の仕方も、最初なのでもちろん丁寧に教えてくれます。
MT車中心の説明となりますが、
- 「アクセルペダル」はかかとを床につけて足首で操作するイメージです。
- 「ブレーキペダル」は床に足をつけずに膝の上げ下げで押していきます。
その方がブレーキを強くかけることができ、ブレーキペダルを一番踏み込んでいるときにはかかとが床につきます。
アクセルペダルとブレーキペダルは、ペダルに対して真っ直ぐ踏むようにしましょう。
クラッチペダルもブレーキペダルと同じように膝を使ってください、足首は固定するイメージです。
自分はクラッチペダルを足首で操作する癖がついしまいその後の教習で苦労しました。
ATの人はハンドル操作が中心となりますが、MTの人はクラッチ操作が一番厄介です。
クラッチペダルの使い方
クラッチペダルの踏みかたは使い方は2種類しかありません。
- 半クラッチ
- 一番奥まで踏む
エンジンをかけるときはブレーキとクラッチペダルを踏んでいます。
発進する前は、ペダルは踏んだままでローギアにします。
そして、アクセルを踏みながら半クラッチで少し止めます。
そのままタイヤが3回転ぐらいするまでは半クラッチをキープするイメージです。
アクセルを少し吹かすように(強めに)踏んで、徐々にクラッチペダルを離していきます。
半クラッチの説明は難しいので教習の時に教官の方に教えていただく方が分かりやすいです。
最初の教習のときにしっかり教えてもらえますのでご安心を。
「アクセルを強めに踏むこと」がエンストをしない一番の方法です。
上り坂の場合はよりアクセルを強く踏むイメージです。
ギアを変えるときはクラッチを一番奥まで踏みます。
シフトレバーの位置を変えてから、ゆっくりクラッチを離します。
車を停止させるときにもクラッチを使います。
ブレーキだけで停止させることはできません。
ブレーキをかけてスピードを落とすとともに、クラッチを踏み込まなくてはいけません。
この操作が遅れてしまうとエンストが起こります。
クラッチの操作はこれだけです。
慣れるまでは半クラッチが難しいですが、半クラッチに慣れるには練習するしかありません。
そのため、路上に出るまで(第一段階終了まで)はエンストしてしまっても仕方がありません。
頑張って練習しましょう。
悪い癖がつかないよう基本に忠実に操作するよう心がけてください。
MT車での発進準備のアロハ手順
これは最近ほとんど教えてなくマイナーなものだと聞いたのですが、「アロハ手順」というものを教えてもらいました。
これは発進準備の手順の頭文字をつなげたものです。
ア.「合図」… 前後左右を目視・バックミラーで確認し、道路の左に停車しているときは右合図を出してもう一度他の車が来ていないか確認します。
ロ.「ローギア」…ギアをローギア(一速)に入れる
これはMT限定となります。(ATの場合はDギアになるため)
ハ.「ハンドブレーキ」…ハンドブレーキは上に上がっている状態がブレーキがかかっていることになるため、ボタンを押しながらゆっくりと下におろします。
この「アロハ手順」の後に再び後ろから車が来ていないかなどを確認して、アクセル・半クラッチで発進します。
(※発進後は合図の消し忘れに注意しましょう)
「停車の手順」はこれの逆です。
ハンドブレーキをかけ、ギアをニュートラルにしてハザードランプで停車の合図を出します。
あくまでもご参考までに…
終わりに 「分からないことがあれば質問しよう」
最初の方の教習はこれの繰り返しです。
ここまで色々な操作を紹介しましたが、すぐに全部の操作を完璧にできるようになる人はほとんどいません。
第一段階では15時間教習(ATの場合は12時間)があるのでその間にスムーズに操作できるようになれば大丈夫です。
操作を教えてもらったあとは外周のコースをぐるぐる回ります。
何かわからないことや気になることがあればすぐに教官に聞いてください。
教習の間に何度か「わからないこととか質問はありますか?」と聞いてくれるはずなので、気軽に質問して不安を少なくした方がリラックスして運転しやすくなると思います。
質問が無ければ「今のところは特にないです」とか「大丈夫です」とかで問題ありません。
次回の技能教習もやることはほとんど変わりません。
基本をしっかり覚えましょう。
自動車教習所日記Part4はこちら

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